【第 47 話】 はーい ◆1MYw3QRrao 様

『無題』

 

一台6人で霊感のあるDを含め6人でとある廃トンネルへ行くことになりました

トンネルの前まで着き運転手がみんなに「着いたよーほんとに中までいく?怖くない?」と、
入りたくない気持ちはわかりましたが「行くー!!大丈夫だよなにも怖くないよ」と私はワクワクしながら返事をし、
1度トンネルを通り抜けUターンをしてトンネルの真ん中でエンジンとライトを切ってクラクションを二回鳴らしました

『バンッ!バンバンバンッッ!!!』

突然車を激しく叩く音がして急いで車を走り出しました。するとDが「気持ち悪いから外の空気を吸いたい」と。
急いで車を止めみんな外に出て「さっきのなんの音だろう?怖かったー」ワイワイキャーキャー言っていたらDが

「誰か私を呼んでる!!!早く行かないと!ウワァァァア・・・・」

突然山の中へ走り出しました。そのあとを急いで追いかけて引き止めていたんですが
Dの興奮がおさまらないまま車へと連れ戻されてきました

力の強い友達がDを押さえつけ30分くらいで冷静さを取り戻しました。そのあと突然すごい速さで真っ暗な山へと走り出し

「お願い・・・・ちょっと待っててぇぇぇぇええ!!!待っててねぇぇえ!!!!!!痛いよぉおおおお」

私は急に尿意を催し真っ暗な山へ枝で足に傷をつけながら急いでみんなから見えないところまで行きおしっこしました

とてもスッキリした顔で車へ戻り山を降り明るいところへいって車をみると車内から凄い数の手形がありました。
Dの記憶はトンネルから全くないみたいです・・・・

 

【了】